分からないことばっかり

分からないことを、少しだけ深めに考えてみた

正義について


欅坂46 『不協和音』

 

紅白歌合戦で、一番印象に残ったのは、この曲だった。

不協和音を作り出す存在への応援歌、といえるだろう。

(先頭で歌っていた子が全く笑顔を見せなかったのも、印象的だった)

 

正月の相棒は、正義の話だった。

高校生が、この世に正義がないと感じ、それに対して杉下右京が、その正義を何とか育てる存在になってほしいと伝える。

不正義の現状を見続けている右京が言うからこそ、力がある。

 

昨年を見ても、主に政治家を中心に、正義なんてものはもう死語かと思うほどの状況だった。

前の職場でも、正義など歯牙にもかけない上司だったと思う。

 

そんな中、改めて正義を考えてみると、できるかどうかは別にして、やっぱり少数者であっても正義を行いたいなあと思う。

少数者側に立つことがほとんどだが、やっぱり時々・・・いやかなりの頻度で、多数者側に立ちたいなあと思う。

それだと、やっぱり楽だから。

でも、多数者側に立つと、

「自分の感覚と違うなあ」

という違和感を感じることが多い。

 

だから、

「自然に、自分の感覚に素直に、それでいて多数者側になれればいいなあ」

と思う。

でも幸か不幸かそれができない。

 

こういう曲を聞くと、そういう状況が誇りにも感じられる。

 

調和も大事なのはわかるが、不調和を許容しない環境は嫌だ。

そんな環境に対して、あえて調和しようとはしない、そんな態度を貫けたらなあと思う。